生死 いろいろありました

昨日は再びムットさんのお見舞いに行ってきました。

上体を起こし話もできるようになっていて、今日から流動食の食事も。ICUにいるとはいえ話もできなかった数日前に比べると回復の兆しがみえ、胸を撫でおろしたところにちょうど同じタイミングで家族も来て、その回復ぶり目に皆涙を浮かべていました。

この日は末娘キャサリンの誕生日。お父さんのいない誕生日は喜べないと言っていましたが、レストランにお祝いに来てくれるお客さんに”皆さん優しくて嬉しいです”と素直に喜び笑顔を見せてくれました。

ここ数日張り詰めていた気が緩んだと思った矢先、友人のご尊父の訃報が。

毎日当たり前に誰かが生まれ誰かが死ぬわけですが、普段あまりに無頓着なせいか身近に起こる毎に深く考えさせられます。

死ぬまでに何をしたいのか、死に向かうために何をすべきなのか・・・・・ムツカシイ・・・・・

とにかく、一人でも多く周りの人々が笑顔で穏やかであってほしいと願います。

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次のコンサートに向けて

4月にコンサートを企画調整をしていたら、琵琶の塩高氏が名乗りを上げてくださいました。せっかくなので氏の曲を1曲一緒に演奏しましょう、と決まったのが”春の宴”。源氏物語の一節を題材にした作品で、編成は箏と笛と語りです。

箏と琵琶は、一般的には接点がありません。

雅楽では楽箏・楽琵琶と呼ばれ分類されている別の楽器で、その他の楽器も加わった大規模編成の中で一緒に演奏しますが、近現代になって邦楽器を用いた大編成の曲が作られるまではそれぞれ独自に発展したようです。

とはいえ、これまたせっかくなので別のオリジナル曲で琵琶と一緒に演奏させていただきます。そして、平安貴族の雅な風情を醸し出すこの曲に、琵琶はではなくギターでどう絡むのか!

乞うご期待です!

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とりあえず、いただいた譜面をPCに写し終えました。

平和の凧

今日は小二田さんの奥さんのご友人ヤスさんが歌の録音にいらっしゃいました。

実はヤスさん、鳥凧・喧嘩凧を作っていらっしゃるんです。石垣島で行われる凧の大会用に曲と”ウォーキング・カイト(平和の凧)”の制作もされているそうで、石垣島の子供たちより一足先に私も平和の凧をプレゼントしていただきました!

ただ持って歩くだけでO.K.という可愛らしい白い鳩の凧。室内でも軽く振れば鳩が飛び、なんとはなしに和みます。

凧上げの文化も高齢化が進み、後継者不足が深刻なんだそう。

箏もですが、かつての日本の文化という認識ではなく、今現在の生活に馴染んだものになればもっと時間の流れが緩やかに感じられるのではないかと思うのです。もともと感性として馴染みがあるはずですから。そうすれば自ずと継承者は継っていくはず。

平和の凧が失くしがちになる感覚を呼び覚ましてくれました。

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ちょうど近所の森田さんと娘さんのことこがstudioに遊びにきたので、ことこにもプレゼント。始めのうちは人見知りしていたことこも凧を手にして喜んでいました。平和な光景です。

 

ムットレストランへ

大久保のご近所活動で出会ったムットさん。南インドバンガロール出身で日本に来てからもう20年超。総武線大久保駅から徒歩7・8分程の場所でレストラン経営をされています。

家族でお店を経営されていて、2号店があった頃はstudioから近いこともあり頻繁にお店に顔を出していたのですが、ここ数年は年に数える程度になってしまっていました。

そのムットさんが入院してICUに入っているという情報を得て、慌てて娘さんに連絡をとり昨日お見舞いに行ってきました。病名はわかりませんが心機能が低下して脳に血液が循環しなくなったようです。話はできないのですが意識はしっかりしていて、少し安心しましたが今後のことを考えると不安です。

今日は、家族のお見舞い兼ねてひさしぶりに小二田夫妻と一緒にムットレストランへ。

日本が大好きで、人好きの気さくな性格が慕われて、ムットさんの周りにはたくさんの人が集まるのですが主のいないレストランは違うお店のようでした。

 

 

 

今日も牧師カフェに行ってまいりました

今日は音楽仲間のオギリンさんが牧師カフェデビュー♪ 長年続いたバンドを解散してsolo活動を始めるにあたっての演奏は、緊張も伝わりましたが嬉しさも伝わってきて、新しく芽吹く季節さながら、新天地に向かう気分を一緒に味わえて良かったです。

その場で、今週末のイベントなんですけど・・・・・といただいたフライヤ。ちょうど夜のハラッパと同じ25日、14時からは日本福音ルーテル東京教会で聖歌隊ハンドベルのコンサート、19時半からは蓬治療所道場にてアイヌ音楽伝承者とトゥバ奏者による夜のハラッパが開催されます。

春に向けて充電しに外へ出掛けて行きそうです。

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阿佐ヶ谷から

 ここ何ヶ月かcelloと三味線の練習をしていた小二田さんが、琵琶にまで触手を伸ばす模様。「かしこ」のライナーでステキなコメントをくださった塩高さんにお願いして、筑前琵琶をお借りしてきました。

小二田さんは体調が芳しくない日がずっと続いていていらしたのですが、超ご機嫌です!早速出して、撥で弾いてみたり指で弾いてみたり・・・・・”やはりさらにシタールっぽいなぁ”と(私はウードっぽいと思いましたが)、三味線と並べて写真を撮っているのに習って私も。

ひとしきり遊んでから朗読の作品に使う箏を録音したのですが、琵琶もいれたいご様子。琵琶の作品が出来る日も近いのでは!? 

 

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よほど嬉しかったのでしょうか、阿佐ヶ谷土産に鯛焼きをいただきました。

新しい作品に取り掛かります

studio Mのお客様で昨年末から朗読の作品作りをされている方々がいらして、その作品に箏の音を入れてもらえることになりました。

短いSE的なものも含め小二田さんが作って下さり、楽譜が出来上がったので印刷しようと試みましたがプリンタがウンともスンとも言わないのでブログ書いて気分転換中です。

以前も、反応しないなぁと思って何度もPCで印刷実行を試したら後になって何部も印刷されたことがあったもので・・・・・トラウマもあって昔からデジタル機器が苦手で、苦手意識がさらに悪循環に導くパターンに陥りやすいのですが、同じ過ちはしないよう学習せねば!と待機。

で、結局はプリンタとPCを繋いでなかっただけという初歩的なミスと判明。情なし・・・・・待機も意味なし。

新しい譜面は印刷できましたが、弾いてみるのは明日になりそうです。