夜のハラッパ vol.15
昨年の9月、7回目の夜のハラッパにて”あなたの知らないネパールの世界”と題して、ネパール大震災のチャリティーのアクセサリー販売を行いました。
きっかけはネパールへ旅した永田シェフの友人マンディらさんとビケスさんからの相談。震災後お店は崩壊、観光客も激減、アクセサリー職人さんたちが困って友人のビケスさんに日本で販売して欲しいと。
友達の友達は皆友達!困っている時はお互い様、明日は我が身・・・・・
studio MだけでなくLIVE・コンサート会場や蓬治療所などでアクセサリーの販売にご協力頂き、昨年無事ネパールに届けられました。
今回は、せっかくだから買ってくださった皆さんにも報告ができたら良いなと企画。
またもや永田シェフが美味しい料理を用意してくれるそうです。一緒につまみながらネパールのことを知り、ネパールの友達作りませんか!?
マンディらさん(女性)は”おしん”を観て日本が大好きになり、日本に来るのが念願だったそうです。ビケスさん(小二田さんの隣)は目下TVを見ながら日本語の勉強中!
ちなみに猪木顔しているのがシェフ永田くん。ベースの糸田くんも一緒です。
5月の因縁
思い過ごしもしれませんが、5月は相性がよくありません。体調が悪かったり怪我をしたりすることが多いのです。
寒さ対策から解放されて新緑の美しい大好きな季節で、春よりも浮き足立っているせいかもしれません。
数日前から右手の薬指の関節に痛みが・・・・・腱鞘炎!?っぽいです。爪もはめない添え指で!?
思い起こしてみると、1日に蓬ランチで握力測定をした時も何だか右手は上手く握れなかったなと。本番1週間前くらいにパックリ割れた親指のあかぎれを治すことに集中していて気がつかなかったけれど、3日の演奏会で久方ぶりに早弾きをしなくてはならず詰めて練習していたのが祟っとしか・・・・・日頃から訓練しないから負荷が掛かり過ぎたんでしょう。
そして2日前は洗濯物を干す際に、転がっていた古い鉄パイプの切っ先で3cmほどサクッと擦り切りました・・・・・
わかっていても防げないのが何よりも残念です。普段よりも気を引き締めないと・・・・・
月末は鴨川で太極拳の合宿に同行する予定ですが、ここ2年ほどひどい風邪をひいた状態で参加しているので今年こそは元気に参加したいです!
2017.5.3 築地本願寺ブディストホール
月岡翁笙&笙蘭さんのリサイタルに出演させていただきました♫
月ちゃんと知り合ったのはこの日共演した箏の高市さんとのTELがきっかけです。10年近く前、TELで話しをしていた途中で急に「そういえばがんぴ(私のことです)目黒に住んでるよね!今から出てこれない!?近いんだけど・・・・・」言われた先に、とことこ歩いて向かうと・・・・・・そこが月岡音楽事務所でした。そして「これ弾いてみて」と合わせたのが”遍路組曲”。
月ちゃんが作詞・作曲、アレンジも当初のメンバーとやり取りしながらされたそう。何度か一緒に演奏させてもらいましたが、私個人としても思い出深い曲でまた演奏することが出来て嬉しいです。
今回新しく出会った方々、久しぶりに会えた仲間たち、思わぬ再会を果たした方も・・・・・ご縁を感じる会でした。
上 ”遍路組曲” 下 ”つるのおんがえし”
きっかけとなった高市さんとは「つるのおんがえし」で共演できました。バックのスライドを見ることはできませんでしたが、二胡の野沢さんが写真をとってくださいました。見てみたかったです!
気持ち新たに
今年の1月に出産した生徒さんがレッスンを再開しました。
今日は生後4ヶ月弱の赤ちゃんを旦那さんがみてくれているのだそうですが、「久しぶりに自分のために時間を作れました・・・・・ここのところご飯とオムツのことしか考えてなかったです」と。
育児はしたことがないので実感はないですが、お母さんを務める女性はそれだけで尊敬に値します。無償の愛の礎、子供の後天的な人格形成への影響も大きくその存在は重要です。
子供を預け出掛ける親を「子供を忘れて自分の時間を過ごすなんて考えられない」という批判を耳にしたことがありますが、どちらの行為が正しいということではなく、上手く子育てをするにあたり必要であるならば良いのだと思います。
生徒さんとそのお子さんにとって箏のレッスンが良い方向に機能するべく努めたいと思います!
コルディリネ
生花をいただいたのでstudioで活けていたら、ある葉っぱから根が出てきました。
早速、植え替えて育てよう!にも名前がわからない・・・・・でも現代は便利ですね。特徴的な葉だったということもありネット検索すると”コルディリネ”という植物だとすぐ目星がつきました。繁殖力旺盛に加え栽培がカンタンだそうで、studio M観葉植物の新たな仲間になりそうです。
去年はついに外に出していたプランターや植木鉢が全て持ち去られるという事件があったため(近所に持ってっちゃうおばあちゃんがいるんです)今年は外には出さず、窓辺で園芸しようと画策中だったところへの出会い。
コーヒーの木と共に長生きして欲しいものです!
新宿内藤とうがらし
明日から内藤とうがらしの苗の販売が行われます!
内藤とうがらしは「鷹の爪」が流行る前、江戸の宿場の一つである内藤宿の辺り一帯で栽培されていた「八房種」の唐辛子なんだそうです。
辛さが売りの「鷹の爪」の出現で一旦栽培が途絶えていたのですが、その存在を知った成田さんが復活させたい!と始めた「内藤とうがらしプロジェクト」により、今や新宿の新しい特産になりつつあります。
成田さんとの出会いは、新宿区議会議員だった根本さんのお店に小二田さんが伺ったことがきっかけです。とうがらしプロジェクトにおいて、大久保のご近所さんの紹介やテーマソングの制作(小二田さん担当)、販売のお手伝い(私担当)をしてますが年々規模が大きくなり成田さんの力量に驚かされます。
今後も目が離せない内藤とうがらし・・・・・ついに苗の販売始まります。
「鷹の爪」ほど辛さは無いといえど唐辛子ですから辛いです、が辛さに旨みがあって料理に使い出すと「鷹の爪」では物足りないんです!嘘じゃないです!一度使ってみてください。料理が美味しくなります!
今年もstudio Mで栽培します。半信半疑な方はお試しにお裾分けしますよ!
認知症カフェ@新宿リサーチパーククリニック
4月第3週目の土曜日。4回目の認知症カフェがご近所のリサーチパーククリニックで行われました。
院長の長嶋先生から認知症のお話があった後、頭と身体のトレーニングと今回は2時間近い内容でしたがあっという間でした!
日本人の人口構造から、あと10年もしないうちに10人に一人は認知症またはMCI(認知症予備軍)になると予想されているそうです。認知症の家族をお持ちの方から体験談を伺うと皆さん非常に悩まれていたのを思い出し、それが家族だけの問題ではなく社会全体の早急な問題になっていることが解りました。
認知症の薬はあってもあくまで進行を遅らせるだけだそうで、MCIの初期段階での自覚と対処が重要なんだとか。最近、記憶力の低下を感じる自分としては気になっていた、単なる物忘れと認知症の違いも教えていただいたのですが、違いはあるにしても老化による機能低下から確実にMCIに移行していくのは間違いなさそうです。
老化はされられないですが、できれば健康寿命と本来の寿命は近しくあって欲しいもの。それには医療や新薬に頼らず自分で自分の身体を鍛え、管理するのが一番だと。
音楽もそうですが何事も日々の積み重ねということ・・・・・ですね。
ちなみに来月は認知症に関わらず、悩みや質問などの相談に先生方が対応してくださるそうです。信頼できるお医者さんがいる!というのはとても心強いので、どんな場所でどんな先生がいらっしゃるか覗いてみるのも良いのではないかと思います。