120年物のベース
studio Mを古くからご愛顧いただいているお客様が久しぶりにジャズのリハにいらっしゃいました。
扉越しにうっすら聞こえるベースの音がとても良くて・・・・・お帰りになった後、小二田さんと話題にしていました。そしたらリサーチ済みで100年超の楽器だそう!
2日目のリハ終了後、たまらず!?いつものように!?小二田さんが噂の楽器を触らせてもらっていましたので、思わず私も見学に。
若い頃ヨーロッパにいらした時に中古でご購入されたので、今現在120年程経ってるそうです!通常のベースより厚みがあるからか、ガット弦ではないのですが音に厚みがあって・・・・・でもクリアでステキな音♪
↑ 小二田さんとても嬉しそうです。
箏も弦を押すため、左指に出来るタコができるのですが、ベーシストの方は小指も使うので指のサイズすら変形されてました!すごいですねぇ、写真とらせていただきました。
ちなみに私は小指だけ右手のほうが短いです。小さい頃から添え指を置く癖があったからではないかと・・・・・(右手3本に爪をはめて弾く際にバランスをとろうと、爪をはめていない小指や薬指を支点にすることを添え指と呼びます)
添え指をしなで弾くよう訓練する方も多いので、私の場合職業指というわけではないですが・・・・・
2017.6.9 ナマステギットガザール1周年記念式
アイルランド・ネパール・日本のLIVEを行った翌々日、その会場だったナマステギットガザールの1周年記念式があるので来てくださいとネパールの国民的歌手イ・ソウルさんにいわれお祝いに伺いました。
昨年のオープニングセレモニーにも伺い、何組かのミュージシャンに混じり箏とギターの演奏を。今回、日本人は私たちだけでしたがネパールの踊りとduoの歌手もいらっしゃいました。
前回も今回も式典はネパール語で行われるので内容はまったくわからないのですが、このレストランはネパール大使館も関わっているようで今回も何かしらに貢献された方の表彰がありました。
言葉がわからないので何となく様子をみていると不意に小二田さんが呼ばれ、小二田さんも表彰を・・・・・突然の出来事で驚いたのですが滅多とお目にかかれないシーンなので撮影を!と思いカメラを構えていたら・・・・・私も!
完全にお相伴に預かる状態で、成り行きもわかりませんが・・・・・ネパールと日本の橋渡し役、小二田さんの助手としてイ・ソウルさんがご高配くださったんでしょうか。
狐につままれたような不思議な夜・・・・・もちろん光栄なことなので、これからお役に立てるように意識を持つようにしようと思います!
広いイベントスペースが少ない大久保界隈においてステージ付きの100人超の広さがあるこのネパールレストランは貴重な有難い場所です。
これもイ・ソウルさんのお陰が多分にあり、音楽で繋がっているからこそ♪これからも長く続いていって欲しいです。
2017.8.19 再会の終わりきれない夏819@ナマステギットガザール
今週末の土曜日にあるLIVEに数曲参加させていただきます。
マンドリンの内田さんが久方ぶりに音楽活動を再開するにあたり、シンガーソングライターのよねやまさんと小二田さんが大久保でLIVEを企画。世代の近いミュージシャン(全員ではありませんが)が4組集い、それぞれ想いを奏でられます。
わたしは小二田さんの枠で箏を弾かせてもらえることになりました。
お天気はあまり良くないようですが・・・・・新大久保駅からすぐなので是非!ネパール料理&ドリンクもオススメです!
今回のタイトルは日付が8/19・・・・・”俳句の日”というこで小二田さんが一句。
今日はよねやまさん枠の”つぐみの会”のリハで、内田さんの他にリコーダーのまめ吉さんがいらっしゃいました。バスリコーダー生で初めて見ましたが本当に大きいですね!
内藤とうがらし見守り隊
”内藤とうがらしプロジェクト”の成田さんに出会ってから、ここ数年studioで栽培している”内藤とうがらし”。
ご縁あってご近所の新宿リサーチパーククリニックでも先月から栽培を開始。クリニックが毎月第3土曜日に催されている認知症カフェで、7月の会に集まった皆さんで苗の植え替えを行いました。もちろん、成田さんの紙芝居による”内藤とうがらし”のおはなし付き。
新宿区も力を入れているので随分認知されてきたのですが、ところ変わればまだまだ知らない方もいて今回新たに”内藤とうがらし”仲間が増えました!
「植え替える時期としては遅すぎるけど・・・・・と言われましたがスクスク育っていますよ!」
「青いとうがらし、食べてみましたがものすごく辛かったです!種とワタを取らずにそのまま食べた人は口から火を噴くようだって・・・・・(笑)」
看護師の三上さんから会うたびに報告を受け、また一つ日常が楽しくなっています。
そして、お盆休みでクリニックも人が出入りしなくなるため水やり当番を任され、ここ2・3日観察をしにクリニック通いをしました。
上がクリニックのとうがらし。やはりプランターも大きく日当たりも抜群なため、かかなり野生化してます。お盆明けたら脇目を摘んだ方がいいと進言してみようかな。
で、下がstudioの窓際族。こちらは色こそずいぶん赤くなりましたが成長は一目瞭然・・・・・なんだか、うちの子たちが不憫に思えてきました。 去年を今年と連続で病気持ち出し・・・・・来年はまた新たな対策を練らないと。
逆旅日記
数年ぶりに来日されたパット&オーインさん。奥様はお二方ともに日本人なのですが、パットさんには二人のお子さんが。
前回も家族4人でstudioにご挨拶にいらして下さり・・・・・その時は積もる話を小二田さんとご両親がしている間、私は子供達と一緒にドラムセットで遊びました。ちょうど日本に来る直前にバンドのLIVEを観たそうで、二人共ドラムに夢中!バスドラムの音に最初ビッツクリしたのも束の間・・・・・ドラマーなりきりっぷりに大人たちも含め大いに盛り上っがたのです。
その二人が、見違える程背が伸びて弟のショーン君も日本の小学生の年齢に。でもドラムセットで一緒に遊んだことは覚えててくれて嬉しかったです!小二田さんも喜んでいました。そして二人共既に楽器を始めているそうです。
そんな話をしているところに丁度ベーシストの落合くんが習っている馬頭琴を持参でstudioへ・・・・・同じ擦弦楽器奏者のよしみで(!?)馬頭琴を披露&体験していただきました。興味津々のご様子。
studioで私が唐辛子を栽培しているのを気に入って下さり、パットさんは写真でアイルランドの自宅付近の光景を見せてくださいました。やはり土地が違えば育つ植物も違って興味深い・・・・・でも自然いっぱいの光景がやはりパットさんの音の土台なのだなと感じました。
リラとショーンは買ってもらったばかりのぬいぐるみを披露。リラは10歳。同年代の日本の多くの子供たちがアニメやゲームに夢中の中、ぬいぐるみをまるでチーターの赤ちゃんのように可愛がる姿はとても愛らしく微笑ましい光景でした。
こういった感受性や体験が音楽性にも大きく関わるのだと思うので、この小さなミュージシャンの将来が楽しみです♫
暑い中、上野へ子供たちを連れて遊びに出掛けた帰りにわざわざstudioに立ち寄ってくださいました。
LIVEの時に”リラとショーンは来ないの?”と気にかけていたのをパットさん覚えててくださったんでしょうね。そんな気遣いをしてくださるパットさんステキ過ぎです!
また近いうちに会えますように!
2017.8.9 牧師カフェ@日本福音ルーテル東京教会
明日の牧師カフェ、箏も参加させていただくことになりました。
明日は8/9。長崎に原爆投下された日であり、いつものように演奏し音楽を聴いていただくだけではない意義のある時間を持てないか・・・・・ということで、後藤牧師にお話をしていただきその合間に賛美歌などを演奏いたします。
正午12:00~と13:00~の2ステージ お時間ある方は是非!
福祉作業所のパンとコーヒーの販売もあります。
2017.6.7 アイルランド・ネパール・日本@ネパールギットがザール その2
日本でもアイリッシュファンは多く、近年ふとした際に耳にすることも多くなっているように思います。そんななかでもパット&オーインさんのお二人はコアなトラディッショナル奏者。シンプルな中に独自の文化が凝縮されていて、その風土と暮らしと音楽が密接であることが覗い知れました。
パットさんはフィドル奏者ですが、オーインさんがボタンアコーディオンの他にギターとアイリッシュフルートも演奏され、日本の篠笛とネパールのバンスリという3カ国の笛が登場。その音色や奏法の違いも興味深かったです。
アイリッシュのダンスチューンになるとウズウズしてきた人達が思い思いに踊り出し、国籍入り乱れて一緒に踊るというなんとも平和な光景に・・・・・”音楽は国境を超える”という言葉を体感できた楽しい夜となりました。
パット&オーインさんも「日本でいろんな場所で演奏したけれど、目の前でお客さんが踊って盛り上がることは初めてだ!」ととても楽しんで下さり、お店の経営者でミュージシャンでもあるイ・ソウルさんも大喜び!至福の時間でした。
二人の息の合った演奏は素晴らしい♫
でもこの日一番印象的だったのは、パットさんが奥様エリカさんに向けて作られたフィドルソロ。パットさんの人柄を表すその独白的な音にとても感動を覚えました!