2017.9.24 September Concert@ナマステギットガザル

 毎年恒例のセプコン♫今年も大久保は昨年と同じネパールレストランで行います。

新大久保駅から徒歩1分程。今年は1ドリンクにモモやチキン、アチャール等の1プレートフードセットでお店に¥1,000支払っていただき、運営費としてカンパを募ります。

出演者は常連さんもいれば初めての方も。クワイヤや、オリジナルの弾き語り、自国の民謡や歌謡曲、多国籍バンドなど盛り沢山です!

コンサートというよりはLIVEイベントで、お祭りです(笑)

私は今回初参加の二胡 王晶さんと・・・・・あと、韓国の民謡に挑戦しようと思っています。

大久保という土地柄もあって、できるだけたくさんの国の方にも参加していただき音楽を通じてお互いに繋がりを持てる関係を築いていきたいという主催者側の願い。私も10年近く参加してきてその趣旨の大切さを少しずつですがひしひしと感じています。理解者も徐々に増えてきて皆様の協力のもと行われます。

じっくり音楽を聴くのもありですが、是非この機会に新しい友達を作ってみませんか!

f:id:kotoganpy:20170917225951j:plain

今年はステキなチラシを作ることが出来ました。デザインは磯村さん(studio Mのお客様)、英訳は大学時代の友人に、印刷はご近所さんあらばき印刷のおばちゃんに・・・・・皆様ありがとうございました! 

f:id:kotoganpy:20170910214721j:plain

ご近所のMKカフェ。今日はこの場所で路上演奏しながら告知をしようとしていたのですが、台風で終日雨・・・・・。でも、オーナーの菊池さんが告知の協力を快諾してくださいました!

2017.7.3 中村彝生誕130年記念ガーデンカフェ その2

 中村彝アトリエ記念館にて彝の130年目の生誕日を記念し、新宿区長や豊島区長、旧彝会の会長や中村屋社長のご挨拶がありました。

 大勢の方がいらしていてアトリエや資料館内に入りきらないため、日差しが強い真っ只中でしたが外で式典を行うことに。小二田さんは演奏前にPA係として大活躍!

f:id:kotoganpy:20170706181639j:plain

美術館館長や学芸員の方による説明はアトリエ内で。中村彝の手紙などの展示や旧彝会会員の皆様の作品もアトリエ内に飾られ賑やかに。夕方からは近くのタレント養成所の子供たちがスケッチにも訪れ、一日中たくさんの方で溢れました。

私の他にも、司会の役者さんとお手伝いしてくださった日舞の先生が着物でいらしていて場に華と涼を添えられていました。やはり着物は素敵ですね。

f:id:kotoganpy:20170902155752j:plain

アトリエや資料館内にある彝の絵は複製写真なのですが、その中に”カルピスの包み紙がある静物”の絵も飾られています。そのご縁でカルピス社からカルピスウォーターの提供が!

普段は甘いドリンクはほとんど飲まないのですが、この日の暑さは凄まじく・・・・・カルピスウォーターのお陰で記念式を無事終えることが出来たっと言っても過言ではないくらい・・・・・生き返りました。

一段落着いた時に根本さんと小二田さんを記念撮影。

強い日差しの中でカルピス持ってる図というのは何だかピュアで爽やかに感じるのですが・・・・・これはカルピスのイメージ戦略術にはまっているからでしょうか(笑)

f:id:kotoganpy:20170902161347j:plain

カルピスの他に、銀座中村屋の創業者が中村彝の支援者だったご縁で中村屋からはおかきと月餅も!多くの理解者と支援者に恵まれ盛大なイベントとなりました。

生前けっして恵まれた生い立ちや環境ではなかったにせよ、130年後にもこうして多くの方が誕生日を祝う様子を喜んでくれていると良いなと思います。

この日のために尽力を注がれた根本さん、ありがとうございました。

2017.7.3 中村彝生誕130年記念ガーデンカフェ

今年初の猛暑日だった7/3は洋画家 中村彝の130年目の生誕日で、新宿区にある中村彝のアトリエ記念館にて記念イベントが催されました。

中村彝は日本初期の代表的な洋画家ということで、西洋の音楽理論を用いながらも日本人の感性で作曲をされている小二田さんの音楽が合うのではないかと、元新宿区議の根本さんが演奏の場を作ってくださいました。

小二田さんのオリジナルはもちろん、中村彝が生きた大正時代の歌謡曲も演奏。

平日のお昼過ぎでしたのでご年配の方が多かったのですが、なにせ大正時代の曲ですから聞いたことはあっても知ってる方は少ないだろうなと・・・・・。でもお一人、90代の方が歌詞を覚えていらっしゃってステキなお声で歌ってくださり予想外の展開に!

アトリエ記念館の佇まいと相まってイベントミニコンサートから一変、サロンコンサートへ♫ 外の厳しい暑さから途端に解放され癒されました。

f:id:kotoganpy:20170706181550j:plain

 ステージ後ろの窓の外は厳しい日差し。梅雨明け前でしたが真夏日でした。 

f:id:kotoganpy:20170902160237j:plain

演奏は室内で。でも、さすがに着物は麻や紗や絽でも暑すぎでしたね・・・・・

2017.9.10 鎧神社祭り

 ご近所さんのフォトグラファー安本さんからお誘いを受けて、鎧神社のお祭りに初参加しました。

今年は四年に一度の大祭だそうで、各地区の神輿が八基も揃って大久保の街中を練り歩き!声がかかるってことは担ぎ手がたりないのかしら・・・・・と思っていたのですが、そんな心配は全くいらず。

暑いくらいの晴天で、神輿の後ろについて普段は歩かない道路を歩きながら揺れる神輿を眺めていると、時代交錯して祭りの真髄が見えたような気がしました。通りに面する家々の窓や玄関先、沿道で神輿を眺める人たちも同じような気持ちなんでしょうか。

 

初参加の私を気遣ってくださった安本さんの奥様のお陰で、少しだけ担がせてもらえることに・・・・・しかし、すぐに肩にきたのでリタイヤ(案の定あざになりました)。

田舎育ちかつ過疎化が激しい町だったので、神輿を担いだのは就学するしないの年まで・・・・・人ごみも苦手なため、お祭りに積極的に参加した記憶も小学生まで・・・・・そのため今回のお誘いは半分楽しみで半分は不安でしたが、参加して良かったです!

ステキな出会いも!

海外出身の方も観覧されていましたが、その内のお一人に小二田さんが声をかけて知り合いになりました。イスラエル出身の方で日本人の陶芸家とご結婚されているそう。

安本さん、ありがとうございます!

f:id:kotoganpy:20170910214544j:plain

f:id:kotoganpy:20170910214601j:plain

ちなみにこの日は、小田急線と総武線の沿線沿いで火災が!

小田急線の運転見合わせで立ち往生した方がstudioに寄って下さり、そろそろ帰りを心配して見送った後にstudio内に煙が舞い込んできました。大久保駅挟んで向かい側で火の手が!初めて生で火災現場を見ましたが・・・・・恐ろしいです。

そして翌日、火事の夢をこれまた生まれて初めて見て目が覚めました・・・・・

2017.9.13 薩摩琵琶の歴史的変遷@阿佐ヶ谷ヴィオロン

来週の水曜日13日に、阿佐ヶ谷にある名曲喫茶ヴィオロンにて一曲箏を弾かせていただきます。

塩高さんの薩摩琵琶の歴史的変遷という講釈付きのLIVE。琵琶に興味ある方は是非!

私は塩高さんの作品で平家物語の一節を演奏します。

今春、同氏の作品で源氏物語の一場面を演奏させていただきましたが今回は平家物語。どちらも日本人ならばその名を知らない人はいないくらい有名ですが、実は私は歴史が苦手(高校で社会の選択では迷わず地理をとりました!)・・・・・ということもあって朧ろにしか内容を知らなかったのですが、塩高さんの説明は実に情熱的!

箏には和歌を題材に弾き語る古典曲がたくさんありますが、物語りを語る中での曲はほとんどないのでは!? 貴重な経験・勉強をさせていただいてます。

 

詳しくは ↓ お店のHPをご覧下さい。

名曲喫茶 ヴィオロン ホームページ

f:id:kotoganpy:20170907195506j:plain

中央が薩摩琵琶奏者の塩高さん。右、篠笛の長谷川さんです。長谷川さんとの共演は初めて♫

2017.7.2 福井県三曲会

今年は3年ぶりに地元福井での演奏会に参加しました。

大変お世話になった会長や、幼少から手ほどきを受けた先生は既に他界されお会いすることはできないですが、入会当初からずっと(30年近く)現役で舞台に出られている先生方にお会い出来ました。もちろん同じ社中の姉弟子さんや後輩たちに会うのも3年ぶり。

そして今回はさらに10年以上ぶりにお会いできた方も!

一人は楽器屋さん。後継の息子さん夫婦に任せたから舞台裏では姿を見せなくなった・・・・・と思っていたお父さんにお会い出来ました。

私が現在使っている楽器(17絃1面)以外は総てこの方と箏の先生のお見立て。岡山のコンクールに出場した際にも同行してくださり、楽器職人さんの職場見学の案内をしてくださいました。頑固な職人気質ですがユーモアもあって、会うと冗談言いながらも色々試行錯誤してくださりまさに縁の下。

もう一組は演奏会を聴きにきてくださった方々。私が就学してまもなく母は箏を辞めてしまいましたが、その方達は小学校卒業するくらいまで!?は続けていらして・・・・・一緒に合奏したりした記憶が。

一人は母と同期だったのでしょうか、よく話に上がっていたので覚えていました。もう一方はお名前は思い出せなかったのですがお顔は本当にはっきり覚えていました!20~30年近く経つのに記憶に残っていることも、相手の姿や面持ちが変わっていないことも驚きでした。

正直、今回参加しようかどうか悩んでいたのですが・・・・・思いがけない出会いも会って随分エネルギーをいただき、両親の生存確認も目視できたので良い帰省となりました。

f:id:kotoganpy:20170627194012j:plain

 

120年物のベース

 studio Mを古くからご愛顧いただいているお客様が久しぶりにジャズのリハにいらっしゃいました。

扉越しにうっすら聞こえるベースの音がとても良くて・・・・・お帰りになった後、小二田さんと話題にしていました。そしたらリサーチ済みで100年超の楽器だそう!

2日目のリハ終了後、たまらず!?いつものように!?小二田さんが噂の楽器を触らせてもらっていましたので、思わず私も見学に。

若い頃ヨーロッパにいらした時に中古でご購入されたので、今現在120年程経ってるそうです!通常のベースより厚みがあるからか、ガット弦ではないのですが音に厚みがあって・・・・・でもクリアでステキな音♪

 

f:id:kotoganpy:20170824203325j:plain

↑ 小二田さんとても嬉しそうです。

箏も弦を押すため、左指に出来るタコができるのですが、ベーシストの方は小指も使うので指のサイズすら変形されてました!すごいですねぇ、写真とらせていただきました。

f:id:kotoganpy:20170824203345j:plainちなみに私は小指だけ右手のほうが短いです。小さい頃から添え指を置く癖があったからではないかと・・・・・(右手3本に爪をはめて弾く際にバランスをとろうと、爪をはめていない小指や薬指を支点にすることを添え指と呼びます)

添え指をしなで弾くよう訓練する方も多いので、私の場合職業指というわけではないですが・・・・・