2018.6.23 高橋会

 私が箏を始めたっきかけは、母が私と同じように祖母の影響を受けて習わせてもらっていたことにあります。明治生まれだった祖母はすでに他界していますが、祖母の箏はいわゆる生田箏で、子供の頃には山田箏との違いも何も知らずにただ、装飾が綺麗で絹糸の音も好きで(あと糸の張りが弱く押しやすいため)よく弾いていました。

そんな箏とのきっかけをもらった母の実家、高橋から演奏の依頼を受け福井へ。

伯父の名前で年に1・2回開いている同窓会のような地元の会合!?で演奏させていただくことに。

今回は小二田さんと松尾さんにも来ていただき3人で・・・・・「かしこ」シリーズで作曲された曲に交えて童謡・唱歌も数曲、あと私の生家がある池田町の曲を小二田さんが作って下さりその新曲も初演しました。

f:id:kotoganpy:20180815212600j:plain

f:id:kotoganpy:20180815212632j:plainこの方・・・・・母の兄、伯父の高橋です。ちなみに背後に写りこんでる二人が両親です(笑)

小二田さん曰く、「高橋さんは物腰や雰囲気が小林さんを思い出すよ・・・・・」

小林さんはもう5年程前に他界された、studio Mのお客様で良き支援者だった方で、私も何度かお世話になりました。小二田さんに言われてなるほど!そう言われてみると小林さんに1番似ているかも・・・・・

伯父には3人息子があり、たった一人の姪である私は大変可愛がってもらっていて本当に有難い存在です。今回も凱旋!?演奏の場を作っていただき、両親にも何十年ぶりに生演奏を聞かせることができました。

いつまでも元気でいてほしい反面いつまでもはないことを意識しつつ、見守り育てていただいた感謝の念と、自分がどれだけ還元していけるのか・・・・・しみじみ考えさせられます。