お絵描き第3弾!

小学生のリクエストに応えるべく、課題!?息抜き!?に描いているイラストのお披露目です。

今回は2年生(リクエストをもらった時はまだ1年生)の男の子と女の子からの要望で、”ここたまシリーズ”のキャラクター。これについては全く想像だに出来ず調べまくりました。ネットの検索システムは本当に便利ですね。バンダイから発売されている玩具で、TVアニメでも放送されていたものだそうです。

興味深かったのは、キラクターの設定。大切にしているものに魂が宿り、それが神様見習いとして精霊化して成長を遂げるというもの。

昭和後半を子供時代として過ごした身として振り返ると、”米1粒に7人の神様がいる”だとか、”針・刀・人形供養”などの日常生活の道具などに対する感謝や供養の気持ちを教わったり学ぶとる環境がありましたが、今の子供たちはどうなんでしょう?

あって当たり前の世界にいると忘れてしまいがちですが、すべてが恵み!かしこの世界観にも繋がっています。イラストを渡す時にはそんな話もしてみたいと思います。

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ちなみに左から、ロケットペンダントのかみさま ビビット、絵筆のかみさま レンジ、まくらのかみさま ピロー だそう。

お絵描き第2弾!

  小学生のリクエストに応えて描いていたお絵描き。最初は”すみっコぐらし”にはじまり 、可愛いゆるキャラだったのが遂にヒト型のリクエストに!

珍しく興味を示した男の子が”名探偵コナンのを描いて!”と言うので描いていたら、1年生の女の子からおずおずと”プリンセスのベルがいい”とおねだりされてしまい、後に退けなくなってしまい描いたのがコレ!

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先ずは”ベルって誰!?”と質問すると、目をキッラキラさせて教えてくれました。ディズニーの”美女と野獣”に出てくるプリンセスだそうです。

男兄弟の真ん中で育ったこともあり女の子の世界に疎いとは自覚していましたが、かなり有名な方でした(笑)

女の子には憧れの世界なんだろうなぁ・・・・・と幼い子供の夢と憧れを壊さないよう描いてみたところ、なかなかの出来に描けたので渡す前に記念撮影!

こんなに真剣に色塗ったのは何十年ぶりで、仕上がったときにはとても清々しい気持ちになりました。

 

 

 

2020.4.18 緊急事態宣言における外出自粛のなかで@大久保studio M

3密の空間ともいえるstudioで1密内で作品作りをしていました。新曲です。画像も曲も小二田さん作。

きっと人間社会に属さない動植物にしてみたら、むしろ穏やかな日常を取り戻せているのでしょう。そして、今回のこの大騒動の中で何が変わって何が変わらないのか・・・・・そう言えば、これと同じようなタイトルの小二田さんの曲があったなぁ・・・・・歴史的な岐路に立ち合っているようです。

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この曲、初心者でも少し練習すれば弾ける簡単なものです。

一般的に、もっと難しい曲が弾けるように!と練習しがちで、一音一音ていねいに心落ち着かせて奏でる練習は疎かにされることが多い様に思います。

世の中がざわついている時にこそ、ていねいに音楽を楽しんでみませんか。

箏をお持ちの方は是非、触って音を出してみてください!

 

 

特技の公開!

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緊急事態宣言が8日に出され、遂にはアルバイトの学童もお休みになって1週間。

演奏のお仕事は既に6月まで中止・延期になっていたこともあって、時間も少し割けるだろうと子供たちのご要望に添って日々ちょこちょことイラストを描いています。

そんな遊んでいる時間はないんじゃない!?と言われると耳が痛いのですが、子供たちは良いです!!楽しいです。そして、子供の頃に好んでたことが役立ってて嬉しいのです。

子供たちは印刷しておいた塗り絵をただ渡すのと違って、ちゃんと手書きで渡すと興味を示してくれます。ヒトが作ってできている物なんだと。最初は”あれ描いて!次はこれも!””上手く描けないから描いて!”と言っていた子たちも次第に”どうやって描くの?”と、自らやってみる気に!真似してみようとしてくれる子が現れるのです。

”どうして上手に絵が描けるの!?”と聞いてくれる子にはこう答えています。

とにかくやってみること!一発で上手くなんて絶対に出来ないから、その後どうしたらよくなるかを考えて、間違え探しのように何度もやり直していくとその内に上手になるんだよ、と。

絵のみに如かず、何事も須く同じ道理なり・・・・・楽器の練習もせねばーーー!!!

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今回は4年生と2年生の女の子からの依頼で描いた、ディズニーのキャラクター。お洒落ネコのマリーとマリー3兄弟。大きめの付箋に描いてましたが”3兄弟”とのご注文に、ポストカードくらいへサイズアップしています。

保育園児の時にお昼寝用に使用していたブランケットかバスタオルの絵柄がマリーちゃんだったような・・・・・記憶が定かではないですが、なんだか懐かしい気分になりました。

Joanとその家族宛の音楽 Ⅲ

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Joanとその家族に宛てた音楽の最後は”Long Ago Summer"と”Springtime Waltz"。

箏はずっと”夏の日”と呼んでましたが・・・・・”Long Ago Summer"に参加しています。子供の頃の夏休みを思い返すような気分になる曲です。Joanの子供の頃の写真が、本当に驚いてしまったくらい・・・・・絵に描いたような幸せな家族写真で見る人をも心温かくしてくれるので必見です!

"Springtime Waltz"は何度か演奏されているのを聴いたことがあります。とても陽気な、それでいて優雅さを感じるワルツです。そしてこの曲はなぜかJoanが話しているような気が・・・・・Joanとは日本語で会話をするのですが、その抑揚とこの曲のメロディーが似ているような錯覚を覚えます。

全6曲。それぞれに小二田さんが写真を選んでつけアップされています。無条件の愛情を受けて過ごしたかどうかはその人の人となりと人生に大きく関わり、記憶に残す人は与えうる人になり得るのだと思います。

曲も演奏も然り。受け取ってもらえるかどうかは受け手に委ねなければなりませんが、今回与えられたことに感謝し、Joanとその家族に聴いてくださった方々に何かしら届くことを祈ってます。

 

 

 

2013.3.11 東日本大震災3回忌 その2@気仙沼

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東日本大震災3回忌法要にて奉納演奏するために作られた曲の内、気仙沼大島の詩人 水上不二の詩に小二田さんが曲をつけた2曲、その2曲目をご紹介。

”海の神さま”

ごせんぞさまは 岩のうえ  海の神さま まつられた。

海が どこまで 見えるから、 ここに お宮を たてられた。

おきから 吹く風 つよいから、 おやねに 石を のせられた。

にわかの あらしに どの舟も、 木の葉みたいに もまれてた。

 

おれた ほばしら、おれた かい  波に さかなも さらわれた。

おじさんたちを しっかりと、 海の神さま まもられた。

そうして みんなの たましいを  つよくきたえて くだされた。

どんな なんぎも おそれない、 つよいこころを くだされた。 

 上記の詞に曲がつけられていますが、実際の詩はもっと長くて1~7節まであります。歌にしたのはこの1節と3節のみ。そう、この曲は箏ではなく歌に参加しています。

 

天災も新型コロナウイルスも時代は変われど常に人類の歴史上に突如現れ、人は変わらず翻弄されているように思われます。そして、それを先達が何らかの形で後世に伝えてくれているのだとこの詩からも感じずにはいられません。

震災直後のあるニュース番組で、”かつての大津波で波が到達した地点に石碑が建てられていたがそれに匹敵もしくはそれ以上だ”と報じていましたが、それは悲惨な被害状況以上に悲しい気持ちになりました。

時間・時代が変遷してゆく中で、文明が発達することよりも先人の教訓や真理を忘れないことの方が大切なのでは・・・・・?

苦境・逆境における時にこそ人の在り方が問われる・・・・・今、新型コロナウイルスによるパンデミックが今後どのように収束するのか不透明ですが、かつての先人たちのメッセージを肝に銘じて考え対処していきたいです。

願わくば、音楽を通してそのメッセージを自分も持ち続けたいです!

 

2013.3.11 東日本大震災3回忌 その1@気仙沼

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 新型コロナウイルスの影響でイベントやLIVEが中止もしくは延期になる中、studio Mでもキャンセルが相次いでいます。とはいえ、出来る事を!と小二田さんが既存の曲をFBやYoutubeにアップしています。

 先日9年目を迎えた東日本大震災の3回忌の法要に、小二田さんの旧知でJazz ドラマーのバイソン片山さんのご実家、気仙沼にある地福寺にて奉納演奏をさせていただいたことが。その際、小二田さんの完全オリジナル以外に気仙沼の詩人 水上不二の詞2編にも曲をつけ演奏しました。その2曲がアップされたので、先ず1曲目をご紹介。

 

”青い海のなかに”

青い海のなかに、 小さい島がひとつ。

小さい島のなかに、 つばきの木が一ぽん。

春がきて、咲いて、 朝日に夕日にひかって、

東を見ても花ざかり、西から見ても花ざかり。

 

生まれ育った大島を慈しみ愛でる詞に香苗さんの温かく包み込むような歌声が相まって陽だまりのような曲です。丁度、大島に伺った日も風はあったものの暖かな日差しの長閑な日で、船の上で黙祷のサイレンを聞いたことを覚えています。

当時大島には橋がなく、渡船するほかに島に渡る手段がなかったのですが、橋を架ける架けないで大論争になっていたようです。結局橋は架けられ、車で容易に往き来出来るようになったと聞いています。

何を得て何を失うのか・・・・・大島に住んでいない自分が口を挟むことは憚れますが、水上不二は大島の変化をどう感じるのだろうと思わずにはいられません。

ただ、生まれ育った土地を慈しみ愛でる人々、その心が失われないことを願います。