2017.3.25 オレンジパーク@新宿リサーチパーククリニック

 studio Mから50m程の距離にある新宿リサーチパーククリニック。

こちらのクリニックでは今年から認知症カフェを毎月第3土曜日に設けていらっしゃいます。

院長先生いわく、製薬会社では抗がん剤認知症用の研究開発に力が注がれているのだそう。しかし、特攻の薬はあっても薬代がものすごく高く一般にはなかなか手が届かない・・・・・のだとか。

見知らぬ誰かに将来を託すよりまず、自分自身が病気について理解し、お互いに未病を感知し防ぐことも支え合うことも大事なこと。

 自分や親しい方が病気になったり疑いがないとなかなか病について調べたりしないですが、予備知識があるのとないのとでは随分対処も心持ちも違うものです。

まだ未病とまではいかないと思ってますが、やはり記憶力に衰えを感じる今日この頃。気分転換とちょっとした学びを求めに参加してみようと思います。

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今回はstudioとクリニックの並びの間にある’すぐらく堂整体院’の日下部さんがゲスト!?で簡単に出来る体操を教えてくださるそうです!

2017.3.26 いろんな楽器で遊んでみませんか@studio M

studio Mのイベントです。studioにある楽器いろいろを興味本位で触ってみましょうという試み。

弦楽器に打楽器、吹奏楽器も少々。お馴染みの楽器から名前すら知らない!?珍しい楽器まで!

専門家に習わずに手探りで音を出してみるのが好きだという主の嗜好に倣って、まずは皆で音を出してみる、正しい奏法とかはその楽器の音に興味が沸いたあとで。

体系化されたマニュアルや教則本に従って学ぶことは効率が良いですが、とても本質的な根源的な体験だと思います。

 きっと、偉大な音楽家たちの先人の先人の・・・・・先人たちも興味津々なはず(笑)

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詳しくはstudio MのFBにて→ 楽器に触れてみませんか?

晴れ晴れです

ようやく楽器屋さんに糸を締めていただきました!

切れやしないかと心配してあまり弾かずにいた柾箏は新しい弦に張替え、柱切れしていた箏も締め直していただきました。

これで心置きなく練習に励めます♫

そしてやはり新糸は音に張りがあり伸びやかで気持ちが良いです!

今日は4/7のコンサートに向けて小二田さんから新譜を渡されました。新曲も気持ち晴れやかに取り組めます。

気持ちよく楽器が弾かせてもらえて、ステキな曲まで与えられるとは何と有難いことでしょう。皆様ありがとうございます!頑張りマス!

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赤坂にも支店を出された富山の和楽器屋「村松屋」さん。9代目という老舗の矜持を柔軟かつ確固として持つ姿がとてもステキな頼りになるお方です。

2017.4.7 コンサートのお知らせ @日本福音ルーテル東京教会

 牧師カフェでいつもお世話になっているルーテル東京教会にてコンサートを催します。

1年前にも「かしこ」CD楽曲のお披露目を小二田さんと二人で行ったのですが、今回はCDで助演してくださった横笛の松尾さんとパーカーションのブン太さん、ライナーを書いてくださった琵琶の塩高さんをお招きして豪華にお届けします。

 

 

 

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「かしこ」CDデザインを担当してくださったatomicのじんさんが今回フライヤを作成してくださいました。

「かしこ」の世界観に春らしさと教会の静粛さとが混じり合ってみえます。このような演奏がお届けできるよう努めますので、皆様ご支援よろしくお願い致します。 

 

糸が切れました

studioに箏を3面置かせてもらっているのですが、1面は柱切れといって左手で柱(白い駒、ブリッジ)の左側の弦を押す摩擦で切れてしまい 、金属の糸巻きがついた箏を練習用に使っていたのですがそれすらも切れてしまいました!

残る1面も爪による摩耗がちらほら見受けられるので、急な本番用に残してできるだけ使用しないで温存していたのですが・・・・・四面楚歌な気分!なぜなら箏の糸締めは職人さんにしていただくからです。

かと言って練習しないわけにはいかないですし、最後の一面を切ってしまったらおしまい・・・・・楽器屋さんに連絡すれど目処が立たない(春先は楽器屋さんも忙しいのです)

背に腹は代えられぬ!金属の糸巻きの箏なら張力の微調整はペグで可能なので自分で締めてみることにしました。かつて師事していた糸締めが上手な先生(楽器屋さんでバイトした時に身につけたそう)が、”糸締めは力が要るというよりはタイミングだよ。コツつかめば出来る”と仰っていた言葉を思い出し、信じて・・・・・

しかし、要領は理解できてもタイミングとコツは掴めず。数時間かけてようやく使えるまでにはできましたが、明らかにスペアタイヤ状態・・・・・たった1本なのにもう大変!やはり職人技が必要なんだなと実感しました。 

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やり直す気力もなくとりあえず応急処置状態で練習再開しましたが、昨日楽器屋さんと連絡がついて数日後に見ていただけることになり、ようやく一安心です。

生死 いろいろありました

昨日は再びムットさんのお見舞いに行ってきました。

上体を起こし話もできるようになっていて、今日から流動食の食事も。ICUにいるとはいえ話もできなかった数日前に比べると回復の兆しがみえ、胸を撫でおろしたところにちょうど同じタイミングで家族も来て、その回復ぶり目に皆涙を浮かべていました。

この日は末娘キャサリンの誕生日。お父さんのいない誕生日は喜べないと言っていましたが、レストランにお祝いに来てくれるお客さんに”皆さん優しくて嬉しいです”と素直に喜び笑顔を見せてくれました。

ここ数日張り詰めていた気が緩んだと思った矢先、友人のご尊父の訃報が。

毎日当たり前に誰かが生まれ誰かが死ぬわけですが、普段あまりに無頓着なせいか身近に起こる毎に深く考えさせられます。

死ぬまでに何をしたいのか、死に向かうために何をすべきなのか・・・・・ムツカシイ・・・・・

とにかく、一人でも多く周りの人々が笑顔で穏やかであってほしいと願います。

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次のコンサートに向けて

4月にコンサートを企画調整をしていたら、琵琶の塩高氏が名乗りを上げてくださいました。せっかくなので氏の曲を1曲一緒に演奏しましょう、と決まったのが”春の宴”。源氏物語の一節を題材にした作品で、編成は箏と笛と語りです。

箏と琵琶は、一般的には接点がありません。

雅楽では楽箏・楽琵琶と呼ばれ分類されている別の楽器で、その他の楽器も加わった大規模編成の中で一緒に演奏しますが、近現代になって邦楽器を用いた大編成の曲が作られるまではそれぞれ独自に発展したようです。

とはいえ、これまたせっかくなので別のオリジナル曲で琵琶と一緒に演奏させていただきます。そして、平安貴族の雅な風情を醸し出すこの曲に、琵琶はではなくギターでどう絡むのか!

乞うご期待です!

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とりあえず、いただいた譜面をPCに写し終えました。