2017.6.7 アイルランド・ネパール・日本@ネパールギットがザール その2

日本でもアイリッシュファンは多く、近年ふとした際に耳にすることも多くなっているように思います。そんななかでもパット&オーインさんのお二人はコアなトラディッショナル奏者。シンプルな中に独自の文化が凝縮されていて、その風土と暮らしと音楽が密接であることが覗い知れました。 

パットさんはフィドル奏者ですが、オーインさんがボタンアコーディオンの他にギターとアイリッシュフルートも演奏され、日本の篠笛とネパールのバンスリという3カ国の笛が登場。その音色や奏法の違いも興味深かったです。

アイリッシュのダンスチューンになるとウズウズしてきた人達が思い思いに踊り出し、国籍入り乱れて一緒に踊るというなんとも平和な光景に・・・・・”音楽は国境を超える”という言葉を体感できた楽しい夜となりました。

パット&オーインさんも「日本でいろんな場所で演奏したけれど、目の前でお客さんが踊って盛り上がることは初めてだ!」ととても楽しんで下さり、お店の経営者でミュージシャンでもあるイ・ソウルさんも大喜び!至福の時間でした。f:id:kotoganpy:20170610143422j:plain

二人の息の合った演奏は素晴らしい♫

でもこの日一番印象的だったのは、パットさんが奥様エリカさんに向けて作られたフィドルソロ。パットさんの人柄を表すその独白的な音にとても感動を覚えました!