八丈太鼓の打ち合わせ

 「愁いの音 秋の音」のコンサートが間近に迫ってまいりました。

今回のゲストは”八丈太鼓”

打ち手のお一人長山さんは八丈島にお住まいで、今回のコンサートのためにはるばるいらっしゃってくださいます。

先日、15日の打ち合わせのためにもうお一方の柵木さんと一緒にstudioにいらしてくださいました!太鼓はご近所の蓬治療所から拝借。

ゆったり積もる話もしつつ、長山さんの師匠で東京都無形文化財でいらした故奥山熊雄さんの八丈太鼓についての談義が・・・・・口伝で伝わっているものが多い日本の芸能を、小二田さんによる西洋的な分析をしてみると・・・・・八丈太鼓はアップビート!?

とても興味深かったです。

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打ち合わせの途中、長山さんの下打ちで小二田さんも打っている様子を撮影。

太鼓の前で始終笑顔の長山さんは、映像で見せていただいた熊雄さんの姿を思い起こさせられました。

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柵木さんと八丈太鼓愛好者による10月の「夜のハラッパ

仕事で八丈島を訪れた際、島の皆さんによる太鼓の音に魅せられて島を離れてからも八丈太鼓を打ち続けているんです・・・・・という皆さんのお話から、今も昔も変わらぬ八丈島の気風が覗い知れて私も行ってみたくなりました。

この日、柵木さんは貴重な手紡ぎの黄八丈をお召になって太鼓を・・・・黄八丈を着て太鼓を打つ姿は普段に増してとてもしなやかで美しいです!